• 2012年12月19日
    中国彩墨画展が開催されました

    函南町文化協会絵画連盟と共催の「中国彩墨画展」が、盛況のうちに12月17日(月)に終了いたしました。
    皆様のご来館ありがとうございました。  

  • 2012年12月5日
    記念イベントが開催されました。

    仏の里美術館が静岡県景観賞優秀賞を受賞したことを記念して、12月2日(日曜日)にイベントを行い大盛況の中で終了しました。館長の案内によるウォーキング『晩秋の桑原里山景観めぐり』にも、たいへん大勢の皆様に参加していただき、有難うございました。   

  • 2012年11月9日
    かんなみ仏の里美術館は第5回静岡県景観賞・優秀賞を受賞しました。

    函南町桑原地区では、1000年以上にわたり国指定重要文化財の阿弥陀三尊像(鎌倉時代)など24体の仏像群を、里人の厚い信仰心により守り伝えてきました。
    かんなみ仏の里美術館は、仏像群が函南町に寄附されたことを契機に、これらを後世に保存継承すると共に、展示公開するために施設整備を行い平成24年4月に開館しました。
    美術館は、堂としての佇まいを継承した建物としています。仏像群が桑原薬師堂に安置され、桑原地区の守護仏として永く人々の心の拠り所であった精神性を計画の念頭に位置づけたからです。堂は、金堂や堂塔のような神仏を祭る建物、という以外に講堂・公会堂のような多くの人々が集う建物という意味があり、美術館が新たな町の心の拠り所として、また多くの人々が集い、地域の文化的活動・観光の拠点となるよう、形状も新たな町の象徴として特長ある方形(ほうぎょう)屋根としています。
    美術館の立地も、背後に山を控え前面には、谷戸を挟んだ山の斜面に桑原薬師堂と対峙し、前面に造られた広場からは薬師堂を含めた谷戸の風景や豊かな景観が展望でき、地域・周辺との一体性が意識できるよう配置しています。
    こうした豊かな敷地の中に庭園、交流広場、建物周囲の植栽などの多様な外部空間を創り、かって小学校であった記憶を留める桜の老巨木を保存し、新たな美術館のシンボルとして活用するなど、里山の自然景観と協調した建物となっています。