本体像高110.0cm

榧材一木割矧造で、制作年代は、体つきや円満な顔立ちなどから、平安時代中期(11世紀半ば)頃と推測されています。
鋭い顔面の彫り、簡略ながら良くまとまった衣の表現、胸・腹部の厚さなど迫力を感じさせる造像であることから、この時代の制作であることがうかがわれます。