東日本に現存する十二神将像の殆どが室町時代から江戸時代の制作である中、当館の十二神将立像は、
全国的にも作例が貴重な平安時代の三体をはじめ、鎌倉時代、南北朝時代末~室町時代初期、江戸時代の作品です。
また、小型品が多い中、像高が1メートル前後と大型品で、十二体が揃っていることも貴重です。

  • びこら 毘羯羅大将 【子】北

  • しゃとら 招杖羅大将 【丑】北北東

  • しんだら 真達羅大将 【寅】東北東

  • まこら 摩虎羅大将 【卯】東

  • はいら 波夷羅大将 【辰】東南東

  • いんだら 因達羅大将 【巳】南南東

  • さんてら 珊底羅大将 【午】南

  • あんにら 額倆羅大将 【未】南南西

  • あんてら 安底羅大将 【申】西南西

  • めきら 迷企羅大将 【酉】西

  • ばきら 伐折羅大将 【戌】西北西

  • くびら 宮毘羅大将 【亥】北北西