• 2013年12月25日
    記念講演会が終了しました。

    平成25年12月1日(日)から開催しております企画展を記念しまして「記念講演会」が開催されました。

    12月23日(月)、函南町文化センターで『函南町仁田館遺跡出土こけら経』の講演会が行われました、講師は発掘調査に関わった静岡県埋蔵文化財センターの岩本 貴氏が務め、奈良時代、平安時代、鎌倉時代のこけら経の特長解説や写経の歴史などを詳しく解説し、町内外から多くの方々が参加して興味深く聞きいっていました。  

  • 2013年11月20日
    第2回企画展 『函南町仁田館遺跡出土こけら経展』を開催中です。

    『こけら経』 静岡県指定有形文化財
    「こけら経」とは薄い木の板(こけら)に法華経などを写経し故人の追善供養や本人の後生安楽などを祈るもの。平安時代の終わり頃から江戸時代にかけて盛んに行われ、寺院に奉納されたり川に流されたりしました。まとめて発見されることは非常に珍しく、全国でも9番目に多い867枚が極めて良好な保存状態のまま、束の状態で出土しました。企画展ではそのうち240枚を展示しています。
    板は幅1.5cm・長さ22cm・厚さ0.5mmのヒノキ材。
    仁田館遺跡は、源頼朝の旗揚げに尽力した仁田四郎忠常の館跡と推定される遺跡で、出土された「こけら経」は板の形状、板の片面に写経することなどから15世紀のものと考えられています。

    展示期間 平成25年12月1日(日)から平成26年2月28日(金)まで 3カ月間

    展示内容 こけら経・こけら経の解説・写真パネル・写真の様子がわかるジオラマ   

  • 2013年9月25日
    しずおか文化財ウィークイベント 「館長と行く歴史探訪ウォーキング」 <第5回函南町 田代・丹那地区の歴史を訪ねて> が行われます

    実施日時   平成25年11月2日(土)  午前10時出発
    定   員   30名(バス利用のため先着順となり定員になり次第締め切らせていただきました)
    申 込 先   かんなみ仏の里美術館 
    申込方法    電話にてお申し込みください (FAXやEメールでのお申込みはご遠慮ください)
             電話番号 055-948-9330
    内   容   美術館10時出発~原生の森(自由散策~火雷神社~田代:双体道祖神~駒形堂~
             酪農王国オラッチェ~丹那断層~昭和書碑林~畑:双体道祖神~美術館
    参 加 料    無料
    そ の 他   ・美術館では保険に入っていませんので、保健証をお持ちになるか各自で保険にご加入ください。
            ・歩き易い服装でご参加ください又、昼食・お飲物等はご用意ください
            ・文化財ウィークイベントでウォーキング以外のイベントは後日お知らせいたします
            ・火雷神社と丹那断層はジオガイドがご案内します

             ご好評につき定員満員となりました。 ありがとうございました。
        

  • 2013年9月19日
    十二神将立像(3体)と毘沙門天立像が戻ってきました

    十二神将立像の内、丑・卯・辰像の3体と、毘沙門天立像が、復作業を終えて美術館に戻ってきました。
    十二神将の3体はいずれも、新たに見つかった腕・手先、丑・像は焔髪(髪の毛)、丑は持物である武器の「こん棒」までが体に戻されほぼ制作当初の姿で戻ってきました。
    ぜひ美術館においでいただき迫力ある姿をご覧ください。
    なお、入れ替わりに不動明王立像と左右両脇侍立像の3体(町指定文化財)が修復に出かけました。
    戻ってくるのは、来年の3月下旬頃です。
    正式な日程が決まりましたら改めてお知らせいたしますが、楽しみにお待ちしてください。